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銀河のワールドカップ 

ginga.jpg銀河のワールドカップ

著者:川端 裕人
価格:780円(税込)
出版社:集英社(文庫)

「オフサイド」や「コーナーキック」なんて知らなくても楽しめる少年&少女サッカーの話です。
ありえない話でありながら、素晴らしい臨場感。
出てくる子供達がいまどきの生意気なくそガキたちなのですが、彼らが大きく成長を遂げた後の道だけが妙に現実的なだけに、それまでの夢のような出来事が輪をかけて印象的なのです。
 
 
だって、あの銀河系軍団とガチンコ勝負を小学生がやっちゃうんですもの。ありえないにしてもどれだけ?(笑)
でも、ページをめくる手は止まらないのです。

ざっと説明すると、存続することさえアップアップでどーしようもない地域少年サッカーが、寄せ集めのメンバーで、無職でニート気味の元プロ選手をコーチにすえてしっちゃかめっちゃかながら怒涛の快進撃を続け、はては日本を飛び出し海を越えちゃう話。

このメンバーがまぁ、個性的なこと。特に天才肌の三つ子ときたら名前と一緒でかわいくないの。
三つ子のお父さんもコーチの彼女も超個性派。
ともすると、子供達より子供の周りの大人のほうが時にお子様っぽかったりして、軽快なテンポの中に笑いどころもしっかりおさえてあって、飽きずに最後まで読めちゃうと思います。

野沢尚の「龍時」も臨場感のある面白いサッカー小説でしたが、こちらはもっとライト。
でも、大人顔負けの子供の言葉、生意気でクールな子供の心に一瞬で火をつける大人の言葉。なかなかどうしてハッとさせられることが多いです。

最初にも書きましたが、サッカーのルールを知らなくても十分楽しめると思います。
ちなみに、チームの名前は「桃山プレデター」。サッカーファンの方は、桃山応援団長のTV朝日の前田アナウンサー(やべっちFC)の巻末の解説もお見逃しなく。

最後にコーチが「あいつが一番プロに近い」と名前をあげる子供は一見以外ですが納得。
ライトだなーって軽く読んでると、突然ずーンと訪れるマリアナ海溝。

サッカーがお好きな方もそうでない方も、子供がお好きな方もそうでない方も、見かけたら是非手にとってみてください。読み損はないと思います。
 
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[2008/08/17 21:05] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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