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夏のロケット 

夏のロケット


夏のロケット

著者:川端 裕人
価格:670円
出版社:文藝春秋(文春文庫)

5人のロケッティア+紅一点の表紙どおりのストーリー。
主人公の僕(高野)は新聞社の科学部担当記者。

ある日起こった過激派のミサイル爆発事件。取材を進める過程で発見した過激派のミサイルのブーメラン型の噴射版に驚愕。なぜなら、噴射版使用の誘導システムそのものでさえ時代遅れなこのご時世で、さらにその中でもめったにお目にかからないブーメラン型の噴射版を設計するなんて、高校時代の天文部ロケット班の"教授"こと日高しか思い浮かばなかったから―――
 
 
―― 私を火星に連れてって ――


火星を目指す高校時代の天文部ロケット班のメンバーは5人。
設計担当の"教授"こと日高紀夫、製作担当の清水剛太、医者の息子で常に成績10位以内の氷川京介、スポークスマン的役割の北見、そして僕、高野。

天文部ロケット班はもちろん諸々の理由から「非合法」なのだけれども、その非合法ぶりが大胆かつあっけらかんとしていて、何故か憎めずなのです。(自分が彼らの家族だったらとても笑って見ている場合じゃないけれど。)

青春時代の夢を捨てきれず、いい年になっても無茶をするって、男の特権的イメージがあります。こういうのっていいよね。個人的には大好きです。日本は先進国であるにもかかわらず技術者に厳しい国ですから、こういう無茶の積み重ねが今の技術につながっているところもなきにしもあらずで、トンデモっぽい話の印象を受けるものの、読んでるうちにそんなに遠くない気がしてくるから不思議。この著者さんの技量ももちろん大きいと思います。

それにしたって、凄すぎます、この5人!
(中身が)高校の頃とまったく変わらずにそのまま見事に大人になって、しかも危険にグレードアップ。高校の時は非合法だったのに、大人になった彼らは下手したら犯罪者。でも、彼らを、彼らの夢を応援せずにはいられないんです。生半可なロケッティアじゃないから。
超l個性派メンバーゆえに起こるすったもんだもシャレにならないけれど笑えちゃう。

ロケット好きでないと前半は退屈してしまうと思うのですが、ヘリが飛び始めたらとたんに面白くなります。宇宙やSFに憧れた青春時代を過ごした方にもそうでない方にもオススメ。特に男性におすすめです。いいよね~、オトコの友情って!
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[2009/02/11 22:28] 書籍 | TB(1) | CM(2)

先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
[2009/10/26 10:15] 藍色 [ 編集 ]

藍色さま>>

コメント&トラックバックありがとうございます!
返信が遅れてごめんなさい。
トラックバックのほうも返信いたしましたのでよろしくおねがいいたします。
 
[2009/11/03 21:30] mino_rin [ 編集 ]

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夏のロケット 川端裕人

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