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雨にもまけず粗茶一服 

粗茶1  粗茶2

雨にもまけず粗茶一服 上・下

著者:松村栄子
価格:各588円(税込)
出版社:マガジンハウス ピュアフル文庫


新聞で連載されていた小説なのだそうです。
舞台はいかにもやっぱり「京都」なのですが、この小説上下巻の色が、まるで近鉄京都線の3220系の車体カラーそのもので粋じゃないですか。

この物語の主人公は坂東巴流という弱小家元の跡継ぎ友衛遊馬(ともえあすま)。
家元の実家に嫌気がさして家出するも、なぜかあんなに嫌いな京都に行くはめになり・・・。
 

 
出てくる人々が超個性派軍団で、芝居にしやすい話だな~という印象でした。
上下巻ですがすぐに読めると思います。
タイトルのとおり茶道の話ですが、難しい話は何もありません。

小説の帯は少々大げさですが、派手な話ではないもののホロっときたり、思わずニヤっとしてしまったりなシーンがあったり。

主人公は自分が見えなくて、いわば京都行きが自分探しの旅になるわけですが、主人公が不器用で正直なところがポイント。主人公の弟はしっかりもので主人公とは正反対ですが、主人公の弟が要領がいい賢いタイプなら、主人公は損ばっかりしてるのだけれど、感受性が強く目に見ない大切なものを感じ取れるタイプ。

不思議坊主の「不穏(ふおん)」さん、お公家を気取る幸麿(ゆきまろ)さん、そんな二人のお茶仲間である不動産屋の哲也さん、主人公を受け入れてくれる高田畳店のご店主とその母志乃おばあちゃんなど、よくテレビをご覧になる方だったら、読み進めるうちにキャスティングが頭の中に浮かぶのではないでしょうか。

茶道というと「堅苦しい」「難しい」と思ってしまいますが、「茶道」という伝統に秘められた「おもてなしの心」などが効果的に織り込まれており、小難しくて敬遠してしまう茶道が少し身近に感じられるくだりなども出てきて、茶道って面白そうだなと思えます。

そもそも主人公の遊馬(あすま)くん本人が、たかが茶を飲むだけのことになぜこんな堅苦しく面倒な
ことをしなければならないのか、茶道なんてくだらないと思っているのですから笑えます。

遊馬(あすま)くんは、さまざまな人と出会いの中で、人生に必要なことを次々と学んでゆくわけですが、この過程がいいのです。最後に遊馬(あすま)くんの選んだ道が彼の成長をよくあらわしていて、この後の彼がどうなるのか気になる!ところでこのお話はおしまい。

続き・・・・・書いてもらえないかなぁ・・・・
 
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[2009/03/08 23:49] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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