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無法地帯―幻の?を捜せ!  

無法地帯

無法地帯―幻の?を捜せ!

著者:大倉 崇裕
価格:880円(税込)
出版社:双葉社(双葉文庫)


幻の「?」を追う熱き男達・・・もといオタク達の物語。
 
 

 
オタクに職業や身分は関係なし。
そこに「モノ」があるからこそ、手段を選ばず手に入れる。これが男の・・・いやいやオタクの道なのであります。

物語はまるでジェットコースタームービーを観ているよう。
とにかくテンポがいいんです。
登場人物それぞれの主観が入れ替わり立ち代りのストーリー展開は、伊坂幸太郎の作品と通じるものがあります。
いささか暴力シーンが多いので、生々しいのが苦手な方にはあまりオススメではありません・・・が、カンフーアクション万歳な方にはオススメです。
まぁ、出てくるオタクたちの、個性的&アウトローなところはともかく、あきれるほど強い腕っ節(笑)
登場人物の繰り広げる大騒動どころか、登場人物たちの存在設定そのものがもはや無法地帯。

そんな、「モノ」のために手段を選ばない彼らでも、いきつくところはやっぱり「普通のオタク」であり「一般オタク」。オタクとなっちゃぁ、チンピラだろうが探偵だろうが関係ナイ。そこが笑えるんです。
そこそこな厚みの小説なのですが、読み始めると一気に読めます。

早朝4時からタクシーを飛ばして会場入りしたのに、あと2人というところで惜しくも会場限定食玩を逃した探偵や、そこらへんのマニアショップで買ったほうが手間も金額も痛手が少ないのに、それが重々わかっていながらも、「男のロマン」よろしく中身が見えない食玩を買い続け、その度にハズレては悔しがるチンピラなど、どうしようもないけれど憎めない登場人物たち。

でも、オタクでありながら、最後は幻の?と同じぐらい素晴らしいこともしっかりゲット。
オタクなくせに、読後は妙にさわやか系!

表紙には怪獣が並んでますが、怪獣が好きな方にもそうでない方にもオススメです。
 
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[2009/03/13 22:31] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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