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頭のうちどころが悪かった熊の話 

頭のうちどころが悪かった熊の話

頭のうちどころが悪かった熊の話

著者:安東みきえ 画:下和田サチヨ
価格:1,575円(税込)
出版社:理論社


このなんとも芸術的インパクトな表紙と、「やや?」と思わせるタイトル。
思わず手にとってしまいました。
子供向けの話しかと思ったら、ページの向こうにはこの絵に負けないシュールな世界が広がるのでありました―――
 
 
イソップ物語のように、各話に教訓があります。それもシュールでやるせない教訓が。
でも、この話、すごく面白いと思います。
身につまされるというより、ちょっとギクっとさせられるの。
難しい言葉も出てこないし、短くて簡潔な話なので、すぐ読めるし、子供の本はえてしてそうですが、物語のいわんとしていることがストレート直球ど真ん中で伝わるんです。

個人的には「いただきます」という話が一番印象に残ってます。
メソメソ泣いてるトラに、通りすがりの旅人(人間)が「どうして泣いているの?」と話しかけると、美味しくいただいてしまったキツネの人生を奪って申し訳ないと、おなかの中のキツネにちょっと聞いてみてくれないか・・・・・から始まって、今度はキツネのおなかの中のニワトリに、つづいてはニワトリのおなかの中のトカゲに・・・・・という調子でどんどん進んで、最後はトラまで戻っちゃうんですけど、最後は「めでたしめでたし」とトラと旅人が涙ながらに握手するんですが、トラは目から大粒の涙、そして口はヨダレであふれていて、旅人の手を握る手にもついつい力が入ってしまうという、違う意味でこの後が気になってしょうがないラストなんですよ(笑)

違う話だけれども、どこかしら接点があったり、構成も良いです。

サラっと読めるので、立ち読みでもいけると思います。
見かけたさいは是非お手にとってみてください!
 
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[2009/03/16 23:47] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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