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夜は短し歩けよ乙女 

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

著者:森見登美彦
価格:580円(税込)
出版社:角川書店(角川文庫)


山本周五郎賞受賞・本屋大賞2位の作品。
独特な語り節で展開される、どたばたラブコメディー。
天然女子とその先輩の恋の行方やいかに!?
 
 

 
講談師に扇子一本で語ってもらいたいような言い回しで進む物語なのですが、その言い回しがいい意味で恋のロマンス以外にもノスタルジックなロマンスをかもし出しています。

話そのものは単純で、天然女子に恋する先輩が、あれやこれやの涙ぐましい努力を重ね、どうにかこうにか天然女子に振り向いてもらえるよう、一に奮闘二に奮闘とひたすら奮闘する物語。
その過程が、天然女子と先輩の交互の視点で語られてゆくのです。(ここらへんの構成は武士道シリーズと同じ手法。)

主役も語りもこの二人なのですが、なぜか妙に個性派で目立つ脇役達がこの物語の見所・・・もとい読みどころで、それは「めぞん一刻」に通ずるものがあります。響子さんと五代くんが主役なのに、何故か朱美さんとか四谷さんがより目立っちゃうのだけれど、逆にそれが面白くて、物語に効果的に作用している感じなのです。
また、この物語の先輩が五代くんにやたらかぶるのです。
待ち伏せしてたくせに偶然を装ってみたり、なんだかその不毛さ加減が五代くんそっくりなんだよね(笑)

それとこの表紙の絵、最初は「なんじゃこりゃ?」と思わないでもなかったのですが、中身を読めば納得。この中村佑介さんの表紙絵は、この物語のノスタルジー的雰囲気をもあらわしている非常にいい絵だと思います。装丁をされた編集者さんのこの作品に対する愛が伝わります。

絵といえば、文庫版の解説は羽海野チカ(「ハチミツとクローバー」の作者さん。失礼ながら私は読んだことがないのですが・・・)さんの絵なのですが、これも一見の価値アリだと思いますので、書店で文庫本を見つけたら、とりあえず後ろの解説(にかえて)をめくってみてください。
こういう、文字ではない解説の試み、非常に面白いと思います。

私は性格上あまり恋愛ものは読まないで、この本も何度も目撃していながら後ろの照会文をちらっと見て手に取らなかったのですけれど、職場の方に借りてみたら以外と面白かったのでちょっと反省。これからは、なるべく後ろの紹介分だけで判断しないよう留意します。

それにしても、「偽電気ブラン」なるもの、一度飲んでみたいです。
 
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[2009/03/26 22:21] 書籍 | TB(0) | CM(2)

お久しぶりです~!(^^)!

私も読みましたよ☆

読みながら懐かしい京都の繁華街を思い出してしまいました(笑)
舞台は京都最高峰の大学ですが、ほのかに漂う昭和のかほりがいいですよね!(*^^)v


すっかりやさぐれた私を癒してくれましたよ
[2009/03/28 17:12] ふぃるめん [ 編集 ]

お久しぶりです~!

この作品、独特の語り口調が粋ですよね。
まさに「昭和のかほり」!巧いです!

いきなり先斗町ですからね。
しかも出ました、偽電気ブラン一本勝負(笑)

この間「鴨川ホルモー」を読みましたが、それも京都が舞台なんですよね。

いやぁ・・・京都で飲みたくなってきました(笑)
 
[2009/03/30 01:57] mino_rin [ 編集 ]

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