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ハリー・ポッターと死の秘宝 

死の秘宝


ハリー・ポッターと死の秘宝

著者:J.K.ローリング / 松岡 佑子 (訳)
価格:上下セットで 3,990円(税込)
出版社:静山社


おすすめ度:★★★★☆(3.5ぐらい)

いよいよシリーズ完結編。
「映画を観る前に読んでおいたほうがいいですか?」と問われたならば、個人的にはYes。
「謎のプリンス」の監督さんが「死の秘宝」も引き続きメガホンをとるそうですが、私はクリス・コロンバス監督のほうがいいような気がするなー。(まったくもって個人的好みなんだけど。)
私は原作を読んだら映画は観なくてもいいか、という感じです。

まだ読んでない人はここでストップ。この先の続きはクリックしないでください。
 
 
 
どうしてもネタバレしてしまうところもありますので、念には念を入れてこの先はあぶり出し。

ラストは誰もが予想していた無難なものだったのではないでしょうか。
セブルス・スネイプはやっぱりいいやつだったし、多少の犠牲は出たもののとりあえずの主要キャラは生き残ってハッピーエンドだし、特筆すべきはネビル・ロングボトムが出世してるし!(笑)

この「死の秘宝」に限ってのオススメ度は3.0ぐらいなのですが、「賢者の石」→「秘密の部屋」→「アズカバンの囚人」→「炎のゴブレット」→「不死鳥の騎士団」→「謎のプリンス」、そして「死の秘宝」と、書き進めるペースを落とさずこれだけまとめたというところ(天童荒太が「悼む人」に7年と思うとひとしお)に+0.5で3.5としました。(なんだかグリフィンドールに点数を与えてるマクゴナガル先生みたいだわ~。)

「賢者の石」で私が感じた第一印象のとおり、セブルス・スネイプは素晴らしい役どころでした。
下手したらダンブルドアよりもある意味人格者。早い話、愛想とカリスマ性がないだけなんだよね。しかも人生を通して不器用だから誤解される。でも私はこういう人好きだな。友達になっても恋人になっても苦労しそうだけど。

ガッカリだったのはルシウス・マルフォイ。本当にへっぴりでウォルデモードじゃなくても使えない。中途半端に出てきてはしょーもない失態を繰り返す様は息子のドラコ・マルフォイ以下。でも、ヘタレにありがちなパターンでちゃっかり生き延びちゃううんだけど、こんな父親、私がドラコ・マルフォイだったらグレちゃうねと、彼の19年後が心配になりましたが、そんな心配をよそにヘタレな父親を反面教師にして大人になったようでした。妻(ドラコの母)はスネ夫ママみたいでけっこう良かったものね。

個人的には何の脈絡もなくベラトリックスはすぐ死ぬと思ってたのだけど、息が長くて意外でした。こんな魔女を使うなんて、ウォルデモードの唯一の弱点は趣味が悪いことだと思えてなりませんでしたが、まぁ、あんななりと性格の悪さじゃえり好みもしてられないか。

個人的には、シリウス・ブラックが好きだったので、彼が抹殺されてからハリー・ポッターシリーズは半ばどうでもよくなったのですが、このシリウス・ブラックをかわきりにルーピンあたりも命が果てそう思っていたらやっぱりルーピンは死闘の果てに・・・(涙)
と、ここまでは想定の範囲内だったのですが、まさかウィーズリー家の双子のジョージから耳を奪い、フレッドから命を奪うとは恐るべし・・・いくらみわけがつかないからってそんな仕打ちは酷すぎる・・・・(ショック)ロンのご両親のお気持ちを考えるといたたまれませんでした。

今回の死闘で、魔法界はしばらくおとなしくなるだろうけれど、トム・リドル(ウォルデモード)のような輩はいつの世にも存在するのが世の常なので、魔法省には純潔-マグル問題を緩和することに力を注いで欲しいと願わずにはいられませんでした。
年とるとハッピーエンドだけじゃ安心できなくなるのよね、やだわ。(悲)

それにしても、ハリーはあまり成長しなかった感がどうしてもぬぐえず。
多感な年頃の手には余りある過酷な宿命とはわかっているのだけれど、ここかい!というシーンでぶちかます子供じみた考えに上下巻通してイライラしました。(そのせいで簡単な話が複雑になる。)
私は以前、「ハリーがもっとのび太のようなやつならもっと面白いのにね」と何かの折に書きましたが、ひきこもりののび太って感じになっちゃってた印象。ハーマイオニーとロンも色気づいちゃって、世紀末とも見まごう絶対的危機的状況にイギリスのチャラいバカップルになってしまったことは、若さゆえのということで流したものの、読み進むにあたってテンションは急降下。

というわけで、主役の3人が主役と思いにくい「死の秘宝」なのでした。
ハッピーエンドの19年後もとってつけたようで残念。
ハリーの額が痛まないのはいいことだけれど、子供がどうとかよりも、いろいろあったドラコとも全面的とまではいかないものの生き残ったものの義務として明るい魔法界を作るべく、復興に力をそそぐ図が見たかったんだけどなぁ・・・個人的には。

原作者さん、映画に追いつかせようと頑張りすぎちゃいましたかね。
このシリーズは「賢者の石」が一番面白かったし、「賢者の石」のペースでシリーズを書いても良かった気がします。映画化っていいことばかりじゃないよね。


とうことで、個人的雑感でした。
連休があって集中して読めたので、(図書館で順番待ちの)次の人の手にはやめに渡せて良かった!
 
 
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[2009/10/12 11:21] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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