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風が強く吹いている 

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風が強く吹いている

オススメ度 ★★★☆☆(原作ファンとしては2.8点)

原作がとても面白くて前売りを買ってしまった映画。
本日、観にいってまいりました。

が、こういう映画に読売が絡むとろくなことないんだよね。
原作への愛がちっとも感じられない残念な映画でした。
1800円も出して映画を観るなら、原作の小説を900円弱で買ったほうが楽しめると思います。
役者のみなさんが全力投球で素晴らしかっただけに悔しい限りです。
 
 
 
 
もう、あのバカみたいなクラブワールドカップ放送といい、読売ってやつは・・・と思わずにはいられませんでした。
確かに2時間でまとめるのは難しいとは思う。でも、これはない。
原作にある大切なところがバッサバッサとぶった切られて、挙句の果てに10区の灰二はなんなのよ?あれで東体大に勝ってシード権?ありえないし。

母国では送迎車で通学していたムサは黒人というだけで速いという烙印を押され色眼鏡で見られる、ジョージとジョータは双子でもきっといつか別々の道を走っていく、走(カケル)は言いたいことが言葉にならず損をする性格で、神童もユキもおだやかで大人な分なにかを抱えているのだけれど、なんだかそういうところがことごとくバッサリ。2時間かけた壮大な箱根駅伝、ひいては読売や日テレの宣伝要素がひしひしと感じられる構成になってしまってました。

配役はなかなか良く、そのフォームを見ても相当に努力に努力を重ねたことが画面を通して伝わるだけに、脚本・演出・監督は罪深いと思います。
このポスターも、手前が10区の灰二、隣が9区の走なら、順に並べて一番奥を1区の王子にしやがれってんです。

とどめはアナウンサーがありえないわざとらしさで
「風が強く吹いています」
というシーン。原稿が風に飛ばされるおまけつき。

あー、本当に原作読んだのかしらね?この脚本家と監督は!

痛みをこらえてシード権獲得に向けて力走する灰二が(力走するんです。無理やり涙を誘うような下手な転倒なんざ、4年間この日だけを目指してきた灰二がするわけがないんです)吹き抜ける風を感じるんですよ。灰二の長い長い戦いの末にやっと体全部で受けることの出来た「実感」なんです。
そ・・・それをアナウンサーの髪が乱れて終わりなんて、泣きたくなりました。

あ~、連ドラでちゃんと作れば50倍ぐらいは面白くなるのに。
かえずがえすも残念。それこそNHKの朝ドラでそこそこ作れれば、朝ドラの視聴率が面白いことになりそうな気がするけれど。

でも、脚本と監督は最低でも、役者はすごく良かったですよ。
特にイメージにピッタリだったのはユキ。
そう、私の中のユキもエラばってました!
選手たち(役者たち)箱根路を駆け抜けるフォームの美しさには目を奪われると思います。
灰二役の小出恵介は、「キサラギ」の時も面白いなーと思ったけれど、灰二役もこなしてました。
難しい役だったと思うんですけどね。意外と違和感を感じなくて、逆に凄いと思いました。
陸上部監督兼大家が津川雅彦だったのだけど、私的には、もうちょっと若かったら大滝秀治なのよね。

原作を読んでない方にはとてもオススメ。
映画を面白い!と感じられたら是非原作を。映画で切られてしまったところこそがこの物語のエッセンス。ちょっと厚めの文庫本ですが、彼らが箱根を走りぬけるのと同じスピードでグイっと読めてしまうことを請け負います。
原作ファンの方にはオススメ・・・できません。
でも、頑張っている役者陣の美しい走りは一見の価値ありです。

前売りのオマケが、あの時期で扇風機ってのもね。
それこそ、針金人形がよかったなー。
 
 
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[2009/11/13 23:48] 映画 | TB(0) | CM(0)

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