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ブーリン家の姉妹 

ブーリン家の姉妹

ブーリン家の姉妹

オススメ度:★★★☆☆(3.2ぐらい)

劇場で観たかったのですが、残念ながら見逃してレンタルしました。
スカーレット・ヨハンソンはこういった役を素晴らしくこなします。(スタイルも申し分なし)
「真珠の耳飾の少女」の時も素晴らしかったですが、この映画は姉妹のあまりにも有名な「姉」を通して「妹」に着目した点かもしれません。
ただ、エリック・バナが残念。
ヘンリー8世はもっとド変態じゃないと。

 
 
 
姉のアン役のナタリー・ポートマンもあともう少し。
もっと狡猾でいやらしくても良かった気がします。それが彼女の最大の魅力なのですから。
ナタリー・ポートマンは役まであと20%ぐらい。エリック・バナは遠く及ばずぐらいな感じでした。

アンとメアリーの叔父役は最高でした。
出世のためには手段を選ばない、当時にありがちな男性像を、観てるこちら側がなじりたくなるほどの好演。一見いい人そうに見えるのにチキンな姉妹の父親トーマスもピッタリでした。これぞ役者。

話の筋は、後に偉大なるイギリス女王となるエリザベスの母、悲劇の王妃アンとその妹メアリーを描いた物語。
出世のためには手段を選ばない(もとい、女子供を出世の道具扱いしかしない)叔父と貧乏暮らしを他力本願でどうにかしたい父親の画策で、時のイギリス国王ヘンリー8世に聡明な姉のアンを引き合わせますが、ヘンリー8世は妹メアリーを所望したため、宮中の中はそれでなくとも敵だらけなのに、そんな中姉妹は対立するハメに。

アンはフランス王宮で洗練されてイギリスに帰国。
すでに既婚者だったメアリーはヘンリー8世の愛人となり、男の子を出産。
ですが、姉のアンはフランスで培った巧みな駆け引きをもって妹と妹の子供からヘンリー8世を奪い、王妃からは王座を奪い、何もかもを自分のものにしますが、皮肉にもあれだけ望んだ王の愛情と息子には恵まれず。
ついに無実の罪を着せられて悲劇的な最期を迎えます。

対立しつつも、最後まで姉のアンは妹メアリーを信頼し、妹メアリーも姉のアンを見捨てなかった。
妹のメアリーは姉妹の母親が望んだ幸せを築きますが、最後まで姉のために奔走もします。
なんというか、姉妹であることプラス女の悲しみを知るもの同士の絆なのかなと思えました。
アンは結局非業の死を遂げますが、この時のナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかった!
アンもまた一人の女性であり人間なのだということが涙になってあふれてました。
アンもメアリーも父親や母親の望むものを、期待にこたえようとそれぞれが必死に追い求めただけ。

それにしても「因果応報」とはよく言ったもので、強引に離婚を成立させて王妃から王座を奪ったことがそのまま自分にはねかえってしまったというのはなんとも皮肉なことでした。

個人的にはこの映画を観ていて、遠藤周作の「女の一生 第一部」がよぎりました。
姉のアンは自ら積極的に運命を切り開いてゆくキクに、妹のメアリーは運命をそのまま静かに受け止めるミツにそっくり。

ここらへんの歴史が好きな方にはオススメな映画です。
衣装や小道具などがとても美しくて、好きな方にはそれだけでも一見の価値があると思います。


すごく余談なんだけど、アンがしてる「B」のネックレス、どうしてもベティー・スワレスが浮かんじゃってどうしようもなかったです。似てるよね?
 
 
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[2010/01/10 23:36] 映画 | TB(0) | CM(0)

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