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WE LOVE ジジイ 

WE LOVE ジジイ

WE LOVE ジジイ

著者:桂 望美
価格:1,500円(税込)
出版社:文藝春秋

オススメ度 ★★★☆☆(星のとおり 軽く読めます)


後輩の自殺にさいなまれ、30半ばにして離婚し、都会から離れ、これといった特徴のない過疎化の進む川西村で気ままな田舎暮らしをはじめる主人公。元有名コピーライターの主人公はていよく「村おこし」に巻き込まれつつ、地元住民との交流の中で村の再生を通じ自分も再生してゆくハートウォーミングな物語。
 
 
このタイトルはどうかと思いますが、軽く読むにはいい作品だと思います。
軽い分、間延びもしていないので、すすすと読めてしまう感じ。

市町村合併、過疎化、外国人労働者問題など、けっこう問題がてんこもりの割には、飄々と書かれているので、話自体はちっとも暗くも重くもありません。いい意味でサラっとしてます。
ラストもあらかた予想でき、「やっぱりね」感は否めませんが、これはこれでいいと思います。

「村おこし」の救世イベントが「輪投げ」なのですが、そのメインイベントたる「輪投げ」のシーンがもう少し手に汗握るような描写だったらね、より面白かったと思われますが、そこのところが残念でした。

いい存在だなぁと思ったのは「あいさつ」という名の犬。
畑を食い荒らす鹿を追い払う実に賢い名犬なのです、雑種で捨て犬だけど。
心のセラピーに動物の存在って有効なんだよねと再認識。
何を言うでも何をするでもないのだけれど、何も知らずにただただそこにいてくれる存在のあたたかいこと。
人間ってどうしても余計な事を考えたりで、なかなかそれができないのよね。

個人的には、この著者さんの物語はもう少し書き込めば面白いのにねという作品が多いという印象ですが、このアッサリ感がこの著者さんの個性であり魅力なのかもしれません。
ドップリ長編系の合間の小休止にいかがでしょうか。
 
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[2010/07/14 22:32] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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