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プリンセス・トヨトミ 

プリンセス・トヨトミ


プリンセス・トヨトミ

著者:万城目 学
価格:1,650円(税込)
出版社:文藝春秋

オススメ度:★★★☆☆(★のとおり 鳥居[表紙絵の左の男]はドランクドラゴンの塚地しかいない!)


図書館にオーダーを入れてから約半年・・・やっと順番が回ってまいりましたー!
話の内容はこの表紙絵のとおりで、万城目作品関西三部作(と、勝手に決めていいのだろうか?)の大阪編でございます。鴨川ホルモー(京都)、鹿男あをによし(奈良)ときて今回の舞台は大阪。
大阪府には実は「大阪国」という独立国家が存在する!そしてそれは日本国にもその存在を認められたものであるという荒唐無稽な大風呂敷が今回も楽しげに広がっております。
 
 
この話を一言で説明するなら「会計検査院×大阪国のバトル」ということになります。
会計検査院はいわゆる憲法上の独立機関で、表紙の3人は大阪府に派遣された調査官(チーム)。
そこで彼らが目をつけたのが、得体の知れない「社団法人OJO」。
彼らが大阪を訪れることにより、大阪国はその秘密を外部に暴かれる未曾有の危機を迎えることとなるわけですが、物語は、窮地に陥った大阪国がその全機能を停止するに至る10日前から描かれています。

物語は空堀(からほり)商店街を中心とする大阪国サイドのストーリーと会計検査院サイドのストーリーとが交互に折り重なりつつ進んでゆきます。

登場人物の名前がすごくわかりやすいのも特徴。
大阪国は、橋場・真田・石田・蜂須賀・長宗我部など、豊臣およびその重臣がズラリ。
会計検査院は、松平・旭(朝日姫)・鳥居(元忠)など、明らかに徳川なお名前。
(会計検査院の調査官が大阪へ向う過程に新幹線の車窓から見える富士山話なども、あぁ、徳川~な感じ。)

というわけで、こんなことをちょっと頭の片隅に置いてもらって読んでいくと面白いかもしれません。

バトルの先には親子の絆であったり、大阪国の男たちの誇りや、大阪女たちの懐の広さが描かれているわけですが、なかなか面白く仕上がっていると思います。

でも、個人的には鹿男のほうが好みかな。プリンセス・トヨトミはなんだか間延びしてる感じがする。
盛り込みたいことが山盛りで、どうにも大風呂敷には収まりきらなかった感がありました。
そういえば、鹿男に登場する大阪女学館剣道部の顧問である南場先生も大阪国を担う大阪国の男の一人としてその使命をまっとうしてますよー!相変わらず不器用っぽいけど(笑)

とはいえ、実際にこんな楽しいことが存在したら面白すぎるなーと思えるわけで。
万城目さんの世界って独特だけど素敵♪と思えるのでありました。

そういえば、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」が直木賞にノミネートされてましたね。驚いた!


読後、さいたま市の図書館に本を返しに行ったら、
「平成22年6月15日(火)から資料の返却が遅れている方の貸出停止を実施します」
という告知がされてました。このところ本当に借りたい本の順番がなかなか回ってこないのだけれど、こういう措置をとらねばならなくなる現状かと思うとなんだか悲しいです。
図書館は公共の施設です。みなさん、ルールを守って気持ちよく利用いたしましょう!
 
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[2010/07/16 20:22] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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