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屋上ミサイル 

屋上ミサイル

屋上ミサイル

著者:山下 貴光
価格:1,470円(税込)
出版社:宝島社

オススメ度:★★★☆☆(伊坂ファンからの酷評ほど悪くない)


第7回「このミステリーがすごい」大賞受賞作だそうです。(読後に知りました。)
実際に見たわけではないので事の詳細は知りませんが、選考委員の意見が真っ二つに分かれてダブル受賞となった作品のうちの一方だとか。でも、このミス大賞受賞ってほどじゃないかもしれない。
「このミス大賞受賞作!!!」なんて帯で見て期待度120%で読み始めると確かに肩透かしをくらった感は避けられないかもしれないので、これから読まれる方は期待なしに読んでください。

まぁ、映画も書籍も前評判ほどうざったいものはないよね。
 
 
 
色々な事件をリンクさせる・主人公たちが飄々としている・淡々と進むが事件は壮大と、伊坂さんの二番煎じと言われても仕方のない要素満載です。
そんなことは書いてる本人が一番よく知っていることですし、これからの作品で真価が問われてゆくのでしょう。

話の主人公は4人の高校生+α。
課題の絵に取り組むべく学校の屋上にあがったデザイン課の辻尾アカネが、そこで同じ高校の普通課在籍の超個性派男子3人に出会って、「屋上部」なるものを結成。次々と起こる事件を解決していくうちに、その数々の事件が1つの事件に繋がっていて、それに立ち向かうべく大奮闘する話。

辻尾アカネちゃんをはじめとする屋上部のメンバーはどこか飄々としていて面白いし、アカネちゃんの(中学生の癖に)ロックで愛を叫び世界を救う弟もかわいいし、恐ろしいのだか抜けてるのだか得体の知れない殺し屋さんなど、人物の設定はすごくわかりやすいし、脇役も生きてました。
ただ、ちょっと格好よすぎるんだよね。でも、物語ゆえこれぐらい格好よくてもそれはそれで面白いって範囲だと思います。

ミステリーなので、あまり内容を書いてしまっても面白くないので、あとは彼ら屋上部の活躍を本書で呼んでいただくとして、個人的に登場人物の中で好きなのは「近藤さん」。
家庭問題を抱えつつも、テロに屈せず、的に当たってるんだか、外れてるんだか、熱い言葉を発信し続けるコメンテーターなのだけれども、いい味出しすぎ。屋上部とは実際にはなんの係わり合いもないんですけどね。
最後はこの屋上部とはなんら関係も見識もない近藤さんがうまくまとめてくれますので、本書を読まれるみなさまは、是非近藤さんに期待してください。

サクサクっと読めるので、待ち時間の合間などにいいかもしれません。

私は個人的に中学・高校通して屋上大好き人間でしたので、なんだか学生時代が思い出されて楽しかったです。
楽器を持ち込んで練習したり、お弁当を食べたり、富士山が見える日はラッキーだったり、あぁ、あの頃に戻れるなら少しだけ戻ってみたいわー。
 
 
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[2010/07/26 21:45] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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