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ボーナス・トラック 

ボーナス・トラック

ボーナス・トラック

著者:越谷 オサム
価格:882円(税込)
出版社:東京創元社(創元推理文庫)

オススメ度:★★★★☆(幽霊話なのに爽やか!)


某大手ハンバーガーチェーンに勤務する、主人公の草野哲也は、仕事の帰り道で轢き逃げ現場に遭遇。
それがきっかけで、なぜか死亡した被害者の横井亮太の幽霊と同行&同居(?)するハメに。
でも、この死亡した亮太が、幽霊のくせに、あっけらかんとしていて明るい!(生きてるときは冴えない三流大学生だったらしい)
幽霊話なのに、ちっともおどろおどろしくない、むしろ爽やかでちょっとばかし胸がキュンとする物語。
 
 
 
主人公の草野哲也+幽霊の亮太以外の登場人物はざっと下記のとおり。

南浩人(だいちゃん)
南愛子(しょうちゃん)
野尻明日香(首コキコキ)
店長

あとは、バーガーショップのアルバイトさんとか、亮太の身内の方々、それに警察とか、轢き逃げ犯人、亮太以外の幽霊さんなど、ちょこちょこ出てくる人はいるものの、主要な人物は上記なため、まず読みやすいです。
テンポもすごくいいと思います。2~3時間でサラサラっと読めてしまう感じでした。

最初にも書いたとおり、幽霊の話なのですが、コミカルで爽やか。
ともすると、亮太が幽霊だということも忘れてしまうほど。

でも、この物語のタイトルがなぜ「ボーナス・トラック」なのかを知ったとき、切なくならずにはいられないと思います。

草野哲也と横井亮太の三途の川を挟んだコンビは、はたして臆病で卑怯な轢き逃げ犯を探し出すことができるのか。

二人をとりまく人々も、もれなく個性派ながら根はいい人ばかり。

楽して儲ける的な、逆に言えば正直者が馬鹿を見る的な風潮の世の中ですが、個人的には、それとは真逆を行く主人公の草野哲也さんがとても素敵。若い読者さんにも草野さんが素敵に映るといいなぁと淡く期待。
轢き逃げされたことは横井亮太くんにとって人生最大の不運、でも、その直後の草野さんとの出会いは人生最大の幸運!・・・・・だったのではないかと思います。

轢き逃げ犯探しに気を取られている中にも、「えー!そうだったの!?」というようなことも織り交ぜられたりしていて、飽きさせずに一気に読ませる工夫・テンポ・勢いがありますので、最初は轢き逃げシーンですので気持ちのいいものではありませんが、見つけたら、被害者の横井亮太くん視線のくだりまでは読んでみてください。

カラっと軽い調子ではあるけれど、それでも、ところどころでさりげなく生きていることについて感じさせられる部分があります。

読後は切ないながらも爽やかですので、お化けが苦手な方にもオススメです。
 
 
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[2010/09/13 22:48] 書籍 | TB(0) | CM(2)

チョット興味あり。

面白そうです。

ボーナス・トラックの意味が微妙です。
おまけって感じでなのでしょうが、誰のおまけなのか。
[2010/09/14 23:30] yasu [ 編集 ]

yasuさま>>>

 
コメント、ありがとうございます!

「ボーナス・トラック」

の意味は、読むと「あぁ、そこか!」と思えること間違いなしなので、機会があったら本書でお確かめください(笑)
うまいこと書かれてると思います。

轢き逃げされたあげくに、死亡して幽霊になってしまった亮太くんが、もしも、恨み節全開の根暗幽霊だったらば切なさなんて微塵も感じないのでしょうが、この辛い現実に直面してもあっけらかんと明るい亮太くんが、明ければ明るい分だけなんだか切なさひとしおなのよねぇ・・・。

幽霊で轢き逃げな話ですが、最後は人生捨てたもんでもない、この話のようなものだったら面白いのになーなんて思ったりして。

私も、自分が幽霊になったあかつきには、出会った人に愛されるような、明るく爽やかな幽霊となるべく努力したいと肝に銘じることにしたのでした(笑)
 
 
[2010/09/17 00:37] mino_rin [ 編集 ]

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