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神のなせる技なり 

神のなせる技なり

神のなせる技なり

著者:森田 健
価格:1,575円(税込)
出版社:幻冬舎

オススメ度 ★★★☆☆(小説としては②+着想の面白さに①)


タイトルの「(これは)神のなせるわざなり!(What hath God wrought!)」。

1844年、モールスがモールス信号を用いて、ワシントンの国会議事堂内からボルチモアまでの約40マイルの電信のテストラインで、電信実験を行った際の最初のメッセージとなった旧約聖書の言葉です。

物語が伝えようとしていることや着想そのものは面白いとは思うのですが、小説としては微妙なところが本当に残念。タイトルの「わざ」が「業」でなく「技」なところがこの物語の核となっているのだと思います。
 
  
 
帯のとおり、輪廻転生を人間の手で行う話で、あまり書くと面白くなくなるので書きませんが、全体的になんだかチープな印象。深夜帯で放送したらなんとなく見ちゃうかもね程度。

ここで私がつらつら書くよりも、Amazonあたりのレビューを見たほうが面白いかもしれません。
支持・不支持がものの見事にスッパリ分かれてますから(笑)

さまざまな想像がなされている死後の世界ってやつの仮想の物語なのですが、もうちょっと書き方があったんじゃないかなぁと思います。それとも、あえてこのチープな感じがいいのか。
書き手が星さんとか筒井さんだったらもうちょっと万人受けする面白さだったかもしれません。

出てくるアイテムがことごとくスベり気味なのも苦しい。
職業ダッチワイフのドールとか、受付嬢を犯そうとする人体模型とか、チープって言ってもどれだけやねん!っていう感じで、そういう路線が好みの読者には楽しめるのかな?

表紙が「火の鳥(未来編)」で、中身がダッチワイフに人体模型って・・・そりゃ詐欺に近いもんがなきにしもあらず。この内容だったらもっとAKIBA系の表紙で良かったのでは??

主人公の高校生たちも、なんだかこう今ひとつ。エスカレーター組みは「ファミリー」、中途編入組は「エイリアン」と呼ばれるという設定も物語にイマイチ必要ないし、女子のコスプレもなんだかな。

著者さんは中国の「生まれ変わりの村」でこの物語を着想したそうですが、難しい話を下手に砕かずに、ある程度難しいまま、思ったままに書いたほうがよかったと思います。
 
 
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[2010/11/28 15:30] 書籍 | TB(0) | CM(0)

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