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ホテルジューシー
著者:坂木 司
価格:620円(税込)
出版社:角川書店(角川文庫)
オススメ度:★★★★☆(沖縄に行きたくなってきた)主人公ヒロちゃんが沖縄のとあるホテルで繰り広げるバイト奮闘記。
大家族の長女として生まれ、人一倍強い責任感を持ち、ちょっとだけおせっかいなヒロちゃん、私はけっこう好き。(今の若者にはうざったがられそうな感じだけれど。)
そして、そんなヒロちゃんの良さをちゃんとわかってる(と思う)、やる気のないオーナーも好き(笑)
この作品の何がいいかって、事件が起こるところ。
「沖縄はこ~んなにいいところですよ~」
だったら誰にでも書けるし、そんな話が多いけれど、この物語はちょっと違うのよね。
ヒロちゃんのホロ苦い経験を通して、それでもやっぱり「沖縄っていいな」と思わせてくれるのです。
しかも、ホテル勤務のヒロちゃんの同僚おばあたちが、これまた元気百倍(笑)
沖縄は男がぐうたらで女が働き者みたいなイメージが(まぁ、実際遠くないのかも)。
しかも、おばぁお手製の沖縄料理がどれもこれも素晴らしく美味しそうなの!それゆえ、腹ペコの時に読むのは辛うございました。(ホテルの名前の”ジューシー”の由縁もここらへんにあったり)
私はホテルのバイトはしたことがないけれど、たいへんそうだけれど面白そう。
でも、気のつかない私にはおそらく不向きな予感。
私はこちらを先に読んでしまったのですが、先に発売されている姉妹作やクロスオーバー作品もあるらしいので、そちらも読んでみようと思います。
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