スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

約束の地 

20060313223619.jpg
約束の地

著者:平谷美樹
価格:2,205円
出版社:角川春樹事務所

筒井康隆の「七瀬シリーズ」をご存知の方はそれを想像していただけるとイメージしやすいと思います。
この物語の主人公はとあるサイキック(超能力者)の青年。


『超能力同盟』というウェブサイトの掲示板ログから始まりそれに終わるこの作品は、とにかくテンポが良くて物語にグググと入っていくことができます。主人公の他に登場するサイキックたちの生い立ちも丁寧に描写してあるので、各々のサイキックたちに知らず知らずのうちに愛着を持つことができます。

まさに筒井康隆の七瀬シリーズを彷彿とさせますが、話はかなりグローバルになり、最後はありえない展開が待っています。

が、この作品の残念なところは結末が完結していないことで、言うならばこの1冊は序奏にすぎないと言っても過言ではありません。
それは著者自身もあとがきにて

"最終的な結末まで"を描くためには、あと五千枚ほどの枚数を要する

と語っています。

血なまぐさい戦いが展開されていくのですが、そういった場面描写に強い方で、サイキックに興味がある方は読んでみると面白いかもしれません。サイキック能力の科学的論理や、それに基づく能力増幅器なども出てきたりして、とにかく読み進むにつれて最初はちらほらでスローテンポだった音たちが、オーケストラの張り裂けてしまいそうな大演奏になる勢いがありますので、「この本ちょっと分厚くない?」って思うまでもなく、ぐいぐいと読み終えてしまえると思います。

実はこの本を図書館で借りたのにはワケがありまして、そのワケは今読んでいる本のご紹介をする時に明かしたいと思います。
スポンサーサイト

[2006/03/13 22:36] 書籍 | TB(0) | CM(2)

おー。

また面白そうな御本が!
私は超能力→宮部みゆきの「龍は眠る」を思い浮かべました。
七瀬シリーズは「読もう読もう」と思いながら
未だに手に取らないままズルズル…。
「アルジャーノンに花束を」と同じ位置にいます(笑)

結末まで五千枚って…ずるーい!

そしてまたmino_rinさんったら気になる引きを…(笑)
[2006/03/13 23:15] よっしぃ [ 編集 ]

よっしぃさん>>龍は眠るも面白いですね!

"レベル7"といい、"龍は眠る"といい、宮部みゆきも本当に面白いですよね!
超能力シリーズでは恩田陸の"光の帝国~常野物語~"あたりもオススメです。(恩田陸のこの作品はせつない系で、短編集なので読みやすいです。)

"七瀬シリーズ"はこの手の原点とも言える作品なので、読んで損はないと思います。非常に筒井康隆らしい作品です(笑)

この"約束の地"、おそらくまだ続きは出てないと思うのですよね~。あとがきのはじめに「ネタばれになってしまうから、あとがきは読後に読んでください」とあったのに、読んでみたら完結していなくて「あと五千枚」とは、うまく騙された気分です(汗)

「ワケ」は非常にくだらないことかつ、非常に偶然なことなのですが、もしかしたらこの偶然がなければこの本は読んでいなかったかも!?
[2006/03/14 00:05] mino_rin [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://minorin.blog2.fc2.com/tb.php/471-0cc6d3bb


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。