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バルトの楽園 

20060621215910.jpgバルトの楽園

本日観てまいりました。
劇場はガラガラ!!
しかもかろうじて観に来てらっしゃる客層はかなり平均年齢が高め!

個人的にはいい映画だと感じました。1800円の価値があるかと言われれば微妙なのですが、ドラマでいいとは思いませんでした。
特にCMでも放送されているラストの第九はスクリーンに映ると圧巻です。
先日観た「初恋」といい、なかなか邦画が頑張ってます。


観はじめは板東英二さんのあまりの下手さに萎えましたが(どうして坂東英二さんなの???)、本当にはじめしか出ていなかったので良かったです。
坂東英二さんには申し訳ないですが、その後市原悦子さんが出てきた時はホッとしちゃいました。

物語は第一次大戦下の青島から始まります。
青島で捕虜となった5000名弱のドイツ人兵は日本の収容所に収容され、その収容所の中の坂東俘虜収容所が物語の舞台となります。
捕虜に厳しい収容所が殆どの中、松江豊寿(松平健)が所長をつとめる坂東俘虜収容所は上層部に逆い、予算を削られてまでも捕虜となったドイツ人兵を人権を尊重する待遇をとります。
洋楽器を青年に教えたり、植物の標本を作ったり、ドイツ兵捕虜の作った作品の展覧会をしたりと、捕虜と坂東の村人たちとも交流が深まり、削られた予算の分は松江所長の知恵と捕虜の労力をもって乗り越えつつ時が過ぎ行く中、休戦条約調印をもってドイツは敗戦国となります。それにともない一部の捕虜を除く多くは本国へ帰還することとなるのですが、収容所生活での素晴らしき日々のお返しとして自分達が捧げるものは、祖国の魂である第九しかないと、村民を集めて演奏した第九でフィナーレとなります。

もちろんこの事態を快く思ってない人々も登場したりするわけですが、時が時であっただけに非常にナイーブな状況で、このような収容所があったということが、松江所長のような人物が軍人の中にも存在していたということが驚きでした。

物語は非常にわかりやすく描かれ、風景も美しく、また時折差し込まれる当時のフィルムも効果的でした。あまりに教科書的なのでそういった部分では面白くなく感じる方もいらっしゃるでしょうが、個人的には、こういった映画を観るのが私も含め高齢の方々だけではもったいないと思いました。今の時代だからこそ若い方々にも是非見ていただきたいそんな映画です。

捕虜の植物学者が、日本の植物を採取し作成した標本を学校に寄贈するシーンがあるのですが、そのシーンの小学校職員の

「ダンケ(ありがとう)でございます・・!」

というセリフの素朴さがツボでした(笑)

フィナーレの第九は間違いなく感動ものです。
一緒に歌いたいぐらいでした。
何故、日本人の心にこんなに第九が響くのか、こんなに日本に第九が根付いているのかの良い面の一端が垣間見えます。
フィナーレからエンドロールへ続く第九に、これからも聴くであろう第九に特別な思い入れを持って聴ける予感、当たり前のように聴いている第九を改めて聴きに行きたいと思わせる力を感じました。

先日観た「初恋」といい、今日観た「バルトの楽園」といい、地味なのでなかなか客足がのびないのですが、本当に勿体ないことで、心から残念に思います。

私の好きなサッカーを日本にもたらしてくれたのもドイツ兵捕虜で、ドイツ兵捕虜がもたらしてくれたたくさんの技術が今の日本には当たり前のようにたくさんあります。(バームクーヘンやソーセジ、印刷技術など)

それにしても、映画の中に出てくるビールやソーセージは本当に美味しそうで、職場帰りの空腹にはかなり辛かった・・・(涙)

観に行かれる方は空腹時はお避けください(笑)
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[2006/06/21 23:18] 映画 | TB(0) | CM(4)

>どうして坂東英二さんなの???
徳島出身の数少ない芸能人だからです、たぶん(笑)

坂東俘虜収容所、見に行きました。当時の写真なんかを見て回ったんですけど、なんかね、収容所って雰囲気じゃないです。ものすごくアットホーム。お遍路の「お接待」の気持ちなんかに通じるものがあるのかなあ…と。

義母が、趣味でクラシックを歌っているのですが、坂東俘虜収容所で第九のイベントがあったときに参加したそうで、そこに飾ってある写真に写ってるんですよー。ものすごーく小さくですけれど(笑)
まだ聞かせてもらってないんだけど(恥ずかしがって歌ってくれないの)。

ガラガラですかー…。観に行こうかなー。
[2006/06/22 10:27] よっしぃ [ 編集 ]

mino_rinさんに言われると面白そうに感じちゃいます。

マツケン様のチョビヒゲ具合が気になって足が遠のいたんですが…。
音楽が絡むし…行きたいな…。
[2006/06/22 23:17] dj yohei [ 編集 ]

よっしぃさん>>な~るほど!

坂東さんは徳島出身だったのですね!
たしか久留米の収容所所長さんの役でしたが、聞いちゃいられないほどおっかなびっくりの博多弁でした(汗)

よっしぃさんは実際に坂東俘虜収容所をご覧になったのですね!
私も映画を観て行ってみたいと思いました。
松江所長の父は会津藩の家老で、幼少時代の経験があの素晴らしい収容所につながっているとは意外でした。

お義母さん、第九イベントに参加されていたなんて!それは是非とも収容所に写真を見にいかなくては(笑)

映画館は悲しいぐらいガラガラでした。
派手な映画じゃないのでわからないでもないのですけどね(涙)

教科書には載っていない日本人の誇りである日本人の存在は地域限定でとどまっては本当にもったいないです。
[2006/06/24 23:39] mino_rin [ 編集 ]

dj yohei さん>>ちょびひげ

あのちょびひげは実は重要なキーワードなのです!
その内容は是非劇場でどうぞ(笑)

エンディングの第九の前に
収容されたドイツ兵総督が松江所長に

「わが友へ」

と自分の大切なものを差し出すシーンがあるのですが、
「友」という言葉のなんと素晴らしく重いこと!

劇場でご覧になれなかったらDVDでどうぞ!
[2006/06/24 23:53] mino_rin [ 編集 ]

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