スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

DIVE!!上・下 

DIVE.jpg


DIVE!! 上・下

著者:森 絵都
価格:580円(上下ともに、税込)
出版社:角川書店(角川文庫「夏の100冊に入ってます)

水泳競技の中でもかなりマイナーな「飛び込み」競技に青春をささげる少年達の物語。
先日、三浦しをんさんの本と一緒に購入したもう一人の直木賞作家の森絵都さんの作品です。

まだ読んでいないそこのあなた、かなりオススメです。

第52回小学館児童出版文化賞受賞作だけあって、読みやすく、あっという間に読めると思います。

とにかく「飛び込み」ってマイナーですよね。
瞬きしている間に終わるような演技だし。

ところがこの話を読むうちに、あの一瞬の1.4秒の演技がどんどん長く感じられるようになります。
どの競技も同じと言ってしまえばそれまでなのですが、想像を超えたとてつもない練習量と才能を求められるのです…たった1.4秒のために!

そんな1.4秒に青春をかける青年達がこれまた個性豊かな面々で、とっつきにくい割にはいいやつらなんです。

第1部は一見平均並み選手にしか見えないけれど実はとてつもない才能を秘めた知季(ともき)くん、第2部は津軽育ちの野生児であり、伝説の男「沖津白波(おきつしらなみ)」の孫である飛沫(しぶき)くん、第3部は両親ともに飛び込みのオリンピック選手というサラブレッドでリーダー格の要一(よういち)くんの目線からそれぞれ描かれています。
その他、突出した技も才能もなく目立たないけれど、そんな自分を受け止めて地道な努力を忘れないレイジくんや、要一くんのライバルピンキー山田(ピンクの競泳パンツからピンキー)、強烈な天才コーチの麻木さんなど、脇役もかなり充実しています。

マイナー競技の存続の厳しい現実を目の前にして、大人たちの思惑にゆさぶられながらも、少年達は大人たちのためでも誰のためでもなく、まぎれもない自分のために飛ぶために紆余曲折しながらも大きく成長してゆきます。

紆余曲折する少年達の成長過程にはどれもうなづけるものがあり、熱血スポ根だけでは終わらないドラマがそこにあります。

ラストの第4部であるオリンピック選考会は第1~3部を経て、読んでいる自分がその選考会会場にいるかのような臨場感で、それぞれの飛び込みに一喜一憂、ドキドキハラハラしてしまうこと間違いなしです。

ちなみに、この作品はラジオドラマで非常にヒットしたそうです。

この夏の季節に読むのにピッタリな作品ですので、読んでいない方は是非お手にとってみてください^^
スポンサーサイト

[2006/08/05 22:44] 書籍 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://minorin.blog2.fc2.com/tb.php/589-b44d4110


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。