スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ゲド戦記 

20060812092915.jpgゲド戦記

お盆前のせいか、劇場はガラガラで快適。

率直な感想を申しますと・・・・・・・

ゲド戦記のお話の中の世界の均衡の崩れより、スタジオジブリの均衡の崩れのほうが心配になるような作品でした。

映画の印象はテルー役の手嶌葵さんのデビューCDのプロモーションビデオかなぁ・・・という印象です。(2時間かけた壮大かつ贅沢な)
どこかで観たようなシーンがたびたび劇中に出てきたのもうーむむむむ・・・といった感じでした。


インターネットのレビューはあてにはならないと個人的には思っておりますが、それでも、この作品は正直、それらの酷評もいたしかたないと思えました。それが今までのジブリの礎の上にある厳しい評価だということを加味してもです。

声優がイマイチぐらいであれば、DVDになってから、日本をしのぐオタク大国であるフランス語バージョンで観れば観られるかもしれないなと思ったのですが、基本的に声優の力量以前の問題だと思われます。

ストーリー展開がつながらず、はっきり言って基本的にこの映画に竜の必要性を感じない。竜の必要性どころか

ゲド(ハイタカ)、アレン、テナー、テルー、クモ、ウサギ

以外の登場人物はその必要性がわかりません。
ストーリーに伏線はほとんどなく、その割にサッパリしない。
(中途半端な伏線ならばちょこっとあるのですが)
原作とはかけ離れすぎていて、アレンなんぞ今時のキレやすい子どもを連想させます。
そして17歳の設定のアレンが17歳にはとても見えず。
竜もあのようなラストならもう少し伏線があってもよいかと。
キャラクターも生き生きしているとはお世辞にも言いがたく、それだけにエンディングがとってつけたようなドラマな印象になってしまいました。

人物描写も、思想の描写も浅く甘いんです。本当にこれにつきると思います。
生々しくないのね。差別を受けたことのないものが軽々しく差別を語るようなそんな印象で、奇麗事でご都合主義な感がぬぐえず。
アレンが自国に帰るシーンとアシタカ(もののけ姫)がタタラ場に帰るシーンでは重みが全く違うのです。(お父さん監督と比べて申し訳ないけれど・・・)

もう1つ、背景があのジブリ特有の背景ではなく、油絵タッチの背景になっていました。とても冒険したと思います。(スタッフさん、入れ替わってしまったのかしら?)

観客は心配するほど馬鹿じゃないと思います。フィーリングの部分をイチイチ全部言葉にしてもらわなければならないほど感性は死んではいません。(老若男女かかわらず、です)
お父さん監督の作品が観客に対する投げかけならこの作品は発表会。一般聴衆は同じ内容の演説を聴いて、訴えの先にある問いかけと発表会とどちらがより興味を惹かれるでしょうね?そういうことだと思います。

ガッカリというよりも、吾朗監督さんにとっていきなりの初監督でゲド戦記、しかも今までのジブリの看板を背負うなんて、なんと酷なことだったかと個人的には思います。"テルーの唄"の詩、とってもいいですよね。劇中では(なぜか)残念ながら感動にはいたりませんでしたが、いい歌でいい詩だと感じますし、活動の場を無理にアニメーションにしなくてもよいように思います。

ただ、この映画によって原作の「ゲド戦記」を日本に広く知らしめたという点は素晴らしいと思います!それだけ?って言われると困ってしまうのだけれど・・。

スポンサーサイト

[2006/08/11 22:35] 映画 | TB(0) | CM(4)

ツタヤにいったら、アメリカで作成された
ゲド戦記の実写映画があったぞ。
ゲド戦記の原作、第1巻の映画化らしい。

ゲドが少年の頃、「ほかとは少し違った才能」が
あるらしいと気がついてからのお話なんだと。
[2006/08/12 19:07] たくろう。 [ 編集 ]

見ました!

いやぁ~mino_rinさんの感想がぴったりでした(笑)きつかったですね。


フルコーラスで挿入歌って新しく、そして長かった…。
[2006/08/16 17:33] dj yohei [ 編集 ]

たくろう。>>そうそう

今回、映画化されたのは途中からなのよね。
(おそらく3巻ぐらいかな?)

それが狙いなのかは不明だけれど、ゲドは大賢人って感じじゃなかったなぁ・・
ユパさまのほうが大賢人らしいかも。
あ、ユパさまといえば、衣装がナウシカちっくで、ガンシップが飛んでても違和感がなかったかも。
[2006/08/17 01:00] mino_rin [ 編集 ]

dj yohei さん>>観にいっちゃいましたか(笑)

テルーの唄、CDで聴いた時はあんなにいいと思ったのに、映画ではあまりの脈絡のなさに唄がBGMで頭の中は?????の大行進でした。

自分がおバカだから話がつながらないのかと心配になりました。

おばあちゃんと観にきていた後ろの男の子は、アレンの人格がスイッチするたびに
「おばあちゃん、"ぐわし"(楳図 かずおのまことちゃんのことだと思われる)みたいだね」
な~んてささやいて笑わせてくれるし。
(なぜ君はその年齢でまことちゃんを知ってるのだ~!?)

その男の子は小学生低学年ぐらいに見えましたが、小学生以下のお子様には怖く感じられるかもしれない感じの内容でしたね。
[2006/08/17 01:17] mino_rin [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://minorin.blog2.fc2.com/tb.php/592-5883e7d3


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。