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In Her Shoes 

20070212142904.jpg
見たい見たいと思いつつ、劇場で見逃してしまった作品。
やっとこの連休を利用して観ることが出来ました。
この作品は非常に良作。
無駄なシーンがなく、テンポも良く、キャストも脚本も良いです。
靴のサイズは同じなのに、容姿にコンプレックスのある姉と頭の悪さにコンプレックスのある妹の話。
この姉妹の継母がシンデレラや白雪姫の継母のように憎たらしくて、それが映画のスパイスになってます。


ちゃんと姉妹が主人公の話でした。どちらが良いでも悪いでもなく、
お互いにいい面、悪い面があり、ずっと知らされていなかった
祖母の存在を知って、お互いに成長する話。

とにかくすべてのキャストがピッタリと役にハマってました。
弁護士である優秀な姉が自慢でありながらも、その姉にコンプレックス
を感じて、もともとは明るい性格なのにひねくれた生き方をする
キャメロン・ディアス演じる妹のマギー。
とんでもない行動ばかりして自分を困らせる目障りな存在である妹マギーを
つきはなしたいと思いつつ、放り出せないでいる姉ローズを演じるのは
トニ・コレット。

そして、この2人が成長するきっかけとなった彼女たちの祖母を演じるのはシャーリー・マクレーン。

観る側に兄弟姉妹がいるかいないか、または兄・姉であるか、
妹・弟であるかなどの立場で見方も変わってくるのかな・・・とは
思うのですが、日本の古事記にすらこれと似たような話がありますので
(古事記のほうは、お姉さんが絶世の美女で、一緒に嫁に出した
妹のほうだけが返されるという酷い話)、
こういったテーマは人の世の常なのでしょう。

隣の芝は青く見えるというように、コンプレックスは、
所詮はないものねだりである場合が多いわけですが、
それを乗り越えるのは、ほかならぬ自分以外にはありえない。
ところがどっこい、一人だけで乗り越えられるかといわれれば
そういうわけにはいかないところが人生の醍醐味とでも
言いましょうか・・・そんなところが上手に優しく
描かれていると思います。
作品中には完璧な人が一人もいなくて、誰しもが心に劣等感を持っていて、
でもその劣等感は決して悪いものではないのです。

一人、完璧ではないのに、恐ろしく劣等感のない自己欲の塊みたいな
人物が出てくるのですが、それが姉妹の継母。
この継母は笑っちゃうぐらい強烈で、頭から水をかけてあげたくなります(笑)
でも、この人が意外とこの映画のスパイスになっているのです。
シャーリー・マクレーンの演じる祖母と似たような生き方をしている
この継母も、祖母ぐらい年を重ねればなんとなく悟るチャンスも
あるのかも?

派手な感動はないにせよ、字を読むことに苦労するほどの
学習障害を持つ妹マギーが、ラストシーンで詩を朗読するサプライズは
画面の姉、父親以上に観る者を感動させます。

自分ひとりじゃ本当の自分は探せない。
本当に人生ってややこしいもので困るわ~と思うと同時に
兄弟姉妹(+祖母)っていいな~と感じる作品でした。
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[2007/02/12 16:11] 映画 | TB(0) | CM(0)

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