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La Môme (エディット・ピアフ~愛の讃歌~) 

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La Môme
(エディット・ピアフ~愛の讃歌~)
観ようか迷っていたのですが、観てまいりました。
賛否両論が分かれそうな作品でしたが個人的にはフランスっぽいいい映画だったと思います。
特に主演女優が凄い。それも子役から凄い。主演女優のマリオン・コティヤールに終始くぎづけになってしまいました。彼女以外にエディット・ピアフは演じられないと思わせるぐらいの迫力。


まず、配給会社は~愛の讃歌~を邦題からはずしましょう。
~愛の讃歌~を期待して劇場に足を運ばれた方々に気の毒です。
パーフェクト・ストレンジャーの時にも書きましたがどうしてこうも配給会社がタコなんでしょうねぇ。

さて、この映画についてですが、マリオン・コティヤールは「ビッグフィッシュ」以来でしたが、よもやこんなに凄い人なんて口があんぐりです。場面場面ではエディット・ピアフがのりうつっていました。マリオン・コティヤールの演技を観るだけでもこの映画を観る価値があると思います。
特に晩年のピアフ。鳥肌ものです。

素晴らしい美声を手に入れた彼女ですが、美声以外は何も手に入れられなかったように思います。
母親の愛情や生涯をかけて愛した人・・・決してお金では買うことのできないかけがえのないものを彼女は手にすることができない。でも、それを自分に与えられた「歌」で昇華していくんです。それもギリギリの境界線を綱渡りしながら。

もともと丈夫な体ではないのに、身を切り裂かれるような辛い出来事の後、自らを薬と酒で追い込んでいく様は観ているこちらが辛くなるほど。
彼女にとって歌うことは生きること。歌がなくなったら彼女の人生にはなにもなくなってしまうということが重く重く伝わります。

なんとも凄絶な2時間30分でした。

印象に残っているのは、ピアフの歌を聴いたマレーネ・デートリッヒのセリフ「パリに来るのはひさかたぶりだけれど、あなたの歌を聴いて心の旅をすることができたわ」というもの。
それと、ピアフが生涯をかけて愛した人が「君は天使だ」というのに対してピアフが「妖精よ」というシーン。

私はリアルにエディット・ピアフを見ていない世代ですが(でもシャンソンは好きなので知ってる)、隣で見ていた私の母親世代のご夫人が、上映中に時折前のめりになっていた姿が印象的でした。きっとリアルにエディット・ピアフを見てらっしゃったのかなぁと思いました。前のめりになっては涙を流し、最後まで熱心に鑑賞されているのを見て、リアル世代とそうでないものの思い入れの度の違いをありありと感じてしまいました。

劇場は高齢の方が多かったですが、静かで最後まで映画に集中できました。構成がハリウッドのように絵に書いたようにわかりやすいとはいかないのでわけわからないと感じてしまうのですが、難しいことは考えず、こうやって生きた人がいたんだとボーッとごらんになるのもたまには良いかと思います。
 
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[2007/10/12 22:54] 映画 | TB(0) | CM(0)

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