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フルスイング 第1回「夢、再び夢」 

フルスイング 第1回「夢、再び夢」

主人公の高林導宏(高橋克実)はプロ野球球団の打撃コーチ。選手からも慕われている。
ところが、フロントから突然の解雇通告を受ける。
「タカさんには本当によくやっていただいたと、フロントも感謝してます。ですが、来期の球団の方針としては・・・。
ねえ、タカさん、58歳といえば、普通の会社なら定年ですよ。そろそろ野球は卒業されたらいかがですか。」
思いもよらぬ打ち切り宣告にショックをうける高林コーチ―――


30年間勤めたコーチの職を失い、失意の高林。
そんな高林のところに、九州は福岡の高校で2週間の教育実習をしてみないかという連絡を受ける。

妻に「きっといい気分転換になる」と言われ、福岡の高校に行くことを決める高林。

勤務先は福岡の桜丘高校。
着任当日、生徒の上履きに「必勝」の文字を見つけ、微笑む高林はさっそく変質者と間違われ、初日からとんでもない目にあいますが、「教育実習生の高林です」と言うと、いい年の実習生に周囲はびっくり。

職員朝礼の教頭先生(本田博太郎)の話によると、どうやら桜丘高校は年々生徒数が減少の一途をたどっていたが、スポーツ教育に力を入れることにより生徒数を徐々に回復している模様で、高林へ教育実習の話がまわってきたのも、どうやらこの経営に抜け目のない教頭先生にとっては美味しい状況らしく、教頭先生のオーバーな紹介と高林への過度な期待に、高林先生は苦笑い。

通信教育課程において、半年ほどで教員免許を取得した高林へのほかの先生方からの視線は厳しいものがありつつも、なにはともあれ、挨拶もすませ、58歳の教育実習生「高林先生」としての生活が桜丘高校でスタート。

高林先生の担当する現代社会の指導教諭は天童先生(里見浩太朗)。事務員(大島蓉子)さんの話によると頑固で、堅くて、上から押さえつける「漬物石」のような先生らしい。
「本気で教師になる覚悟はおありですか?」
天童先生からいきなり牽制球をくらってしまう高林先生。

指導教諭の天童先生の現代社会の授業を教室の後ろで見学する高林先生。ところが、教頭先生が受けてしまった、地元テレビ局による高林の取材のクルーが教室内を撮影し、生徒たちはカメラに浮き足立って授業にならない状況。天童先生は、そんなテレビ局の取材クルーを一喝し、教室から追い出す。

テレビ局の取材クルーのいなくなった教師で、「高林先生、15分差し上げましょう。授業をしてみてください。」と、天童先生に突然ふられ、呆然とするも、緊張しながらも「夢」について語りだす高林先生。しかし、そんな高林先生をよそに、おちゃらけモードの生徒たち。
「君の夢はなんだ?」
語りかけた男子生徒から答えはかえってこない。
「先生、そいつ絶対しゃべらんとよ~!」
他の生徒からそんな声がとぶ。どうやらこの男子生徒は周囲に対して口をきかないらしい。
こうして、教壇に立っての初めての授業は終了。

屋上で生徒についてのノートをせっせと書く高林先生。そこにお弁当を持ってやってきた太田先生(塚本晋也)。太田先生の話によると、話さない生徒は森和人(久野雅弘)くんといって、他の先生も皆、手を焼く存在だとか。
授業にまったく参加しない、心を誰にも開かない、そんな森くんの背景には借金苦のために親が続けざまに蒸発し、現在、親戚の家に預けられている経緯があることを高林先生に語る太田先生。
そんな森くんにどう接しているのか高林先生が尋ねると、
「頑張ってはみたけれど、1人の生徒にかまってペースを乱され、他の生徒の迷惑になりますから。」
半ば申し訳なさそうに、半ば自分に言い聞かせるように高林先生に告げる太田先生。

野球部に顔をだすと、そこには野球部専任の阿部一球(萩原聖人)監督が。
高林先生に会って感動する阿部一球監督。

「夢のない試合は消化試合みたいなもんじゃ・・・・・」

生徒にとっさに「夢」を聞いたのは、自分自身が30年間見続けてきた夢をなくしたせいだと思うと、阿部監督に語る高林先生。野球部で活き活きとプレーする生徒を見て「生徒は敵なんかじゃない。2週間だけでもやるだけやらんと!」と改めて奮起。
コーチ時代のノートを送ってほしいと自宅に連絡。

翌朝からは心機一転、意気揚々と生徒に声をかける高林先生。

ところが、休み時間に、3年生が森くんにちょっかいを出すところをみかけ、たまらず
「お前ら、3年生じゃろが!下級生になにをしとるんか!こらっ!」
と、3年生の頭を片っ端からひっぱたく高林先生。その場から逃げる森くん。
その場に居合わせた教頭先生にたしなめられ、3年生に「悪かったな」と謝罪する高林先生。

「今は、昔と違って、ある生徒に肩入れすると、他の生徒の保護者から”ひいき”だと苦情の電話が入る。ちょっとしたことで体罰だと騒がれる。」
こう話す校長先生(小林克也)に「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げる高林先生。さらに続ける校長。
「ねえ、高林さん、コーチと教師は似ていると思いませんか。どちらも人を育てる仕事。人が育つ手助けをする仕事です。あなたがプロ野球で30年培ったことが、行き詰った教育現場に新しい風を吹き込むかもしれない。私はそう思ってあなたの教育実習を受け入れた。生徒と教師が活き活きとした学校をつくる。それが私の夢です。思うようにおやりください。」と。

校長室の外で待つ森くん。高林先生が声をかけるが、何かを言いたそうにしつつ言えないままかけてゆく森くん。

その姿を天童先生が見ていて
「鍵をかけて閉じこもらなければ、しのびない話がある。森くんは今そういう状態だと私は思うんですよ。あなたはその鍵を無理やり壊そうとしている。壊したその後、森くんをどうするつもりですか?教育実習を終われば、あなたはこの学校を去る。森くんは一人取り残されてしまう。あなた、本気で教師になる覚悟がおありですか?」
再び高林先生に問う天童先生。
「生徒との付き合いは3年だけじゃないんですよ。卒業した後も、生徒は教師を頼る。生徒と一生付き合う覚悟、それが教師の覚悟です。あなたにおありですか?」と。
それに対して
「かけた鍵の開け方がわからんのじゃないかと、私には思えるんです。じゃからわしは、森くんを連れ出してやりたい。あの子の胸の内を聞いてやりたい。励まして、心の底から笑わせてやりたい。」
こう答える高林先生。
「それは、教師としての覚悟ですか?」
再び天童先生に問われ、
「人間としての覚悟です。」
と答える高林先生。その答えに「名コーチのお手並み、拝見しましょう」と天童先生。

帰りに学校事務員さんの車で送ってもらう社中で、事務員さんが高林先生に語りかけます。
「私ら事務員は先生にほんなこつ期待しとります。学校ほど閉鎖的なとこはなか。皆さん、大学ば卒業してすぐ学校の先生になるでしょ。社会に出た経験のなかけん、なんというか・・・小さか~。金魚鉢の金魚んくせして、自分ばクジラみたいに思っちょる。」

自宅から送ってもらったコーチ時代のノートを読み返し、森くんを思う高林先生。
コーチ時代のノートに

大きな耳 小さな口 優しい目

という文字をみつけ、何かがひらめいた高林先生。

翌日、 
「無理やり教えても選手がかわいそうじゃ。選手が苦しんで悩んで、タカさん指導してください、と言うてくるまで待つ。大きな耳、小さな口、優しい目で待つんです。森くんも少し待つことにしました。人には必ず「その時」いうもんが来るから。」
こう時任先生(吹石一恵)に話す高林先生に
「でも、森くんは絶対に口を開きませんよ。」
と、時任先生。しかし、高林先生は
「そんな子がおりますか。」と。
子供がかわいい、子供のみかたになりたいという高林先生に、「私も最初はそうでした。」と話す時任先生。
しかし、学校が私に期待していたのは、女子剣道部顧問として、全国大会で優秀な成績を残すという、桜台の名前を売るために雇われた広告塔だと、苦悶の表情で高林先生に打ち明ける時任先生。
そんな時任先生に「大丈夫じゃ!あなたなら!」と励ます高林先生。

時任先生に生徒の名前と顔を一致させたいと相談する高林先生に「写真でも撮ってアルバムでも作れば・・・」とアドバイスする時任先生。早速、実行に移す高林先生。そんな二人のやり取りを影からそっと応援する太田先生。

高林先生の「写真大作戦」がスタート。
そんな前代未聞の事態に教頭先生はやきもき。

「先生、写真撮って~!」
こんな光景が定着してきたとある日、高林先生が写真を撮影しているところに森くんが出くわして、
「先生、そこはだめだよ。」
「逆光だから、僕ならあっちから取る。」
「お前らはナナメに立って顔だけ向けて、そしたら痩せて写る。」
「しゃがんで。下から上のアングル。足長な感じ。」
ついに森くんの口から言葉が!!

すかさず「君の写真も撮らせてくれんか、森くん」と高林先生。ところが森くんはしぶい感じ。
そこで、「わしは撮ってばかりだから自分の写真が1枚もない。撮ってくれんか?」と。
ニッコリ引き受ける森くん。

写真が好きで、写真のよさを語る森くん。ところが、卒業したらすぐ就職して叔父さんと叔母さんに養育費を返さないといけない境遇をポツリポツリと話し出し、「簡単に夢を語れるほど、僕の人生ラッキーじゃないんだ・・・」と。

そうこうするうちに、教育実習も最終日。天童先生に「自由にやっていい」というお墨付きをもらい、最初にした「夢」の話を再び生徒へ語りだす高林先生。
自分の夢はプロ野球選手だったが、まずは甲子園を目指したものの甲子園に行けず、就職して社会人野球に入るものの、入部した年に休部、それでもあきらめず、さらに大学に入りなおして、ついに大学で優勝して念願だったドラフトにかかり、夢をあきらめなくて本当に良かったと思ったこと。しかしながら、プロ入りしてその年に左肩脱臼の大怪我。怪我を隠しマウンドに立つものの、通用するわけがなく、たった4年で選手を引退し、打撃コーチになったこと。
打撃コーチになるには様々な人の支えがあり、今度は選手を育て、選手の夢を実現させることが新しい夢となったこと。
30年間無我夢中で、我を忘れて夢の中だったということ。そして、2週間で得た高校生の若い夢が、今の私の宝だと。

「これからわしは、君らの夢を応援するで。どこにいても、何をしとっても応援する。東京に戻っても、プロ野球のコーチに戻っても、君らの夢を応援する。いいか、君らの夢を応援しとる人間が、この世に最低一人はおるちゅうことを、是非おぼえておいてほしい。もし、挫折したり、くじけそうになったときには、そのことを思い出してほしいんじゃ。」
生徒一人一人に語りかける高林先生。

そんな実習の最後の挨拶が終わり、席を立って高林先生のもとへ行く森くん。

「先生、僕の写真も・・」

「よし!撮るか!」

みんなで森くんを囲み記念撮影。カメラを構える高林先生の目に浮かぶ涙。

そんな光景を微笑みながら見守る、天童先生と時任先生、そして校長先生。


他球団からコーチのオファーがあったもののそれを断り、教師の道を新たに進むことを決断して桜丘高校へ着任する高林先生。それは59歳の春のこと――――― 第2回へ続く



第2回を先にUPしたのですが、どうせならと、第1回のあらすじもUP。
(第1話は26日にサラっと書いた程度でした。このあらすじは放送日にあわせ19日付けでUPします。)
あと4回だ。頑張れ、私。
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[2008/01/19 22:49] TV | TB(0) | CM(0)

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