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螺鈿迷宮 

螺鈿迷宮
螺鈿迷宮

著者:海堂 尊
価格:1,680円(税込)
出版社:角川書店


映画化された「チーム・バチスタの栄光」シリーズの外伝です。
チームバチスタよりはやく借りられたので、私の読む順番は基本的に違うのですが、それでも楽しめました。おそらく外伝なので、ちょっと違ったカラーなのかなと思います。物語は幻想的に淡々と進む感じ。dj yohei くん ご紹介本です。

 
 
あまり書くとネタバレになってしまいますので、おおまかなところをざっと紹介すると、医療の闇と限界を幻想的かつ麻薬的なオブラードにつつんで描いた話です。テーマは終末医療。あらゆる意味でデリケートな分野です。
舞台は、小百合とすみれという双子の姉妹女医がとりしきる医療法人碧翠院桜宮病院。
主人公のアンラッキートルネード・天馬大吉が、ここへの潜入を余儀なくされるのですが、潜入した初日からアンラッキートルネード炸裂で、潜入どころか入院するハメに。入院とはいえ、潜入に成功した大吉くんが見たものは、末期患者が院内業務を分担して受け持つというアメージングなシステム。
不器用極まりない不幸運搬人の看護婦や、素人にしか見えない皮膚科医などに振り回される中、院内では日々、昨日まで元気だった入院患者が次々と死んでゆき―――

本来ならば「チーム・バチスタの栄光」→「ナイチンゲールの沈黙」そして本作の「螺鈿迷宮」という順番で読むものと思われます。

ちょっと背筋がゾっとするような話なのですが、まぁ、面白いと思います。
臨場感はないしハラハラドキドキもしませんが、終末医療現場や運営の厳しさと限界が伝わります。

実写にするなら巌雄医師は唐十郎だ・・・・と思いつつ読んでいました。
巌雄医師の
「死を学べ。死体の声に耳を澄ませ。ひとりひとりの死に、きちんと向き合い続けてさえいれば、いつか必ず立派な医者になれる」(356ページ)
という言葉は大吉くんだけでなく、読者にも重いのではないか・・・と思います。

終末医療だけでなく、AIや検死解剖なども微妙にかつ自然に絡んできたりして、うまいな~なんて感心しちゃいました。検死解剖がいかにお金にならなくていい加減に処理されているかは、昨年起こった力士のリンチ死亡事件でも垣間見えたような。

この話に出てくるAIが普及すれば、そんな検死の手間や技術も解決しそうな気がするのですが、現実的にはどうなのでしょうね。

筆者さんは現役医師さんだそうですが、同じ現役医者業の人は海堂さんの作品をどう感じるのかな~なんて思いました。

「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」も読みたいと思いますが、いつになったら借りられるのだろう・・・・・(涙)

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[2008/03/26 23:42] 書籍 | TB(0) | CM(2)

良かった~。

mino_rinさんに読んで頂き嬉しい限り…著者でもなにのに(笑)
しかし、海堂 尊さんまた新しいの出したみたいで…書きすぎ(笑)
[2008/04/01 08:46] dj yohei [ 編集 ]

dj yohei くん>>

海堂さん、お医者の仕事してるのかな?(汗)

それにしても、チーム・バチスタは当分かりられそうにありません(涙)
著者さんでもないのに、喜んでいただけて光栄でございます(笑)
また面白い本があったら教えてね~☆
 
[2008/04/03 23:15] mino_rin [ 編集 ]

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